· 

【脳タイプから考える】自分の意識改革とポジティブ思考の育て方


【脳タイプから考える】自分の意識改革とポジティブ思考の育て方

 

意識改革とポジティブ思考の育て方は、心と行動に大きな影響を与えます。

 

 

脳タイプを理解しその特性に合わせてアプローチすることで、効果的に意識改革とポジティブ思考を育てることができます。

 

本記事は、脳タイプから考える自分の意識改革とポジティブ思考の育て方についてご紹介します。

 

 

 

1 脳タイプ


 

人は、脳のどの機能区分を優先して使うか(頭頂葉触覚、後頭葉視覚、側頭葉聴覚)によって情報の取り方が違います。

 

情報の取り方の違いが感覚・思考・行動に関連しており、意識改革とポジティブ思考の育て方に違いがでます。

 

 

・触覚を司る頭頂葉を優先タイプ:触覚タイプ手タイプ

 

・視覚を司る後頭葉を優先タイプ:視覚タイプ目タイプ

 

・聴覚を司る側頭葉を優先タイプ:聴覚タイプ耳タイプ

 

 

 

脳タイプ別に以下のような特性があります。

 

 

手タイプ

 

特性:人とのつながり大事、ほかの人と一緒に共有したい(場所・時間・楽しさ)、雰囲気の良さ・楽しさ大事、体験重視、ゆっくりとしたペース

 

目タイプ

 

特性:新しいこと・ものを早く知って取り入れたい、美しいものを見るのが好き(映像・景色・デザイン・建物)、目立ちたい、せっかちに行動

 

耳タイプ

 

特性:論理的、じっくり物事を考え行動、冷静に注意深く言葉を選んで話す、分析力に優れている、音や言葉に敏感、意味・理由を知りたがる

 

 

 

脳タイプはどれか一つに当てはまるといったものではありません。

 

当てはまるものが多いところがそのタイプの傾向と言えます。

 

 

 

2 各脳タイプ共通の意識改革の手順


 

考え方や取り組みの姿勢を従来のものから新しいものに変え改善していくことで、目標の達成・人間関係の円滑化につながります。

 

 

この時に以下のような意識を持つことが重要です。

 

 

・自ら課題を発見しようとする意識

 

・発見した課題や問題に対して自ら解決策を探る意識

 

・課題や問題の解決に立ち向かう意識

 

・自らの責任で達成や成功を求め続ける意識

 

・その行程で自らを成長させる意識

 

 

 

意識を持ちながら以下のような取り組みをすることで意識改革をするきっかけがつかめます。

 

 

・自己観察(ex.日ごろの思考・言葉・感情がネガティブなパターンになっていないか)

 

・視点をポジティブに変える(ex.嫌な出来事・経験→成長につながった)

 

・環境を整える(ex.ネガティブな場所・人から離れる)

 

 

 

3 各脳タイプ共通のポジティブ思考になる手順


 

従来の常識にとらわれず新しい考え方・判断基準で自らを理解し課題・問題解決をしていこうとするとき、ポジティブ思考が必要になります。

 

ポジティブ思考を育てるためにはまずストレスを軽減し、リラックスすることが大切です。

 

 

リラックスできることで肯定的なイメージ・感情が湧きやすくなり、ポジティブな行動・思考ができるようになります。

 

 

以下のような取り組みをすることでポジティブ思考が育ちます。

 

 

     ネガティブな気持ちをリセット

 

・リラックスして前向きになる準備(ex.深呼吸、ストレッチ、生活のリズムを整える)

 

 

     ポジティブになるための行動

 

・前向きな言葉を使う(ex.失敗したダメだ→大丈夫、次に行こう)

 

・周りに働きかける(ex.笑顔で挨拶、困っている・忙しい人の手伝い)

 

 

     ポジティブになるための考え方

 

・物事の捉え方を見直す(ex.時間が無駄になった→時間を無駄にしないための経験ができた)

 

・できることを考える(ex.今ある知識・材料・時間で可能なことは何か)

 

・過去ではなく、今後のために時間を使う(ex.見通しがたったら改善のための行動)

 

・他人と比べず、自分の良い部分を見る(ex.ゆっくり→慎重、速い→時間重視、じっくり考えすぎる→多角的に考えられる)

 

 

4 脳タイプ別ポジティブ思考の育て方


 

脳タイプ別の特性をいかすことで自分の脳タイプに合わせて効果的にポジティブ思考を育てることができます。

 

手タイプ

 

 

雰囲気・楽しさ・人とのつながりが大切であり時間・空間を共有することが好きといった特性をいかすのがオススメです。

 

ex.ポジティブな人との交流・食事会、コミュニティ・イベントへの参加

 

 

体を使った体験・手に触れるものから思考することが得意といった特性をいかすのがオススメです。

 

ex.小さな喜び・感謝の気持ちなどノートに書く、マッサージ・アロマテラピーでリラックス

 

 

目タイプ

 

 

視覚から情報を取り入れることが得意で見た目が美しいものに興味を持つといった特性をいかすのがオススメです。

 

 

ex.なりたい自分がイメージできる写真・絵・目標を目に見えるところ(トイレ、部屋、スマートフォンの壁紙)に貼る

 

ex.カラフルなノートにポジティブな言葉を書いてマーカーで強調する

 

ex.自然の美しい景色・花をみてリラックス

 

 

耳タイプ

 

 

音・声など聴覚から情報を取り入れることが得意といった特性をいかすのがオススメです。

 

ex.自分自身に対してポジティブな言葉やメッセージの音声・録音を聞く、ポジティブになれる音楽・リズムを聞く

 

ex.好きな音楽を聞いてリラックス

 

 

理論・意味・根拠がわかり戦略・計画を立ててものごとを進めるのが好きといった特性をいかすのがオススメです。

 

ex.ポジティブになれる講演会・ディスカッションに参加

 

 

 

まとめ


 

本記事は、脳タイプから考える自分の意識改革とポジティブ思考の育て方についてお伝えしました。

 

完全に前向きな自分に生まれ変わるのは難しい挑戦ですね。

 

あなたの歩む道がきっと誰かの道しるべになりますよ。